ビジネス用語として、ひと昔前の用語が若い世代に注目されています。
侍ジャパンの活躍も記憶に新しいところですが、選手だけでなく監督、スタッフ、サポーターが一丸となって応援をしました。
「全員野球」の意味は関係者一丸となって物事に取り組むことを意味しています。言い換えれば知らん振りしている人が一人もいないということです。それには確固たる目標(優勝する)がないとダメです。監督が選手ひとりひとりを信じていても結果はどうなるかわかりません。
侍ジャパンの選手の大活躍は大谷選手を始め上げるとキリがないですが、やはり采配という意味では、栗山監督が選手ひとりひとりの能力を理解し鼓舞することで、もともと高い能力をさらに引き出したことが選手の活躍の要因になったと言えるでしょう。そのためには、普段から会話のキャッチボールを栗山監督は怠らなかったと言います。監督は選手の本当の調子を見極める必要があります。
会社でも同じことが言えるかもしれません。
上司、部下といった関係だけでなく同僚や支えてくれているスタッフとの日常会話が、今後のヒットになるかアウトになるかは、普段からの心がけかもしれません。
(岡)
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